アルコール依存症について
アルコール依存症とは
アルコール依存症の治療について
アルコール依存症の治療には4ステップあります。
ステップ1
まず、病気としての理解、治療への動機
ステップ2
離脱症状に対処するため、断酒を目的として治療を開始します。それと併行、あるいは引き続いて身体および精神症状を改善するための治療を進めます。
ステップ3
離脱症状などの症状が回復した後、断酒に向けての本格的な取り組みを開始します。アルコール依存症に対する正しい知識を提供して飲酒問題の現実認識を促し、生活上の問題点解決に向けて支援します。広範かつ長期的な視野に立ち、家族を含めた依存そのものに対する治療を進めていきます。
ステップ4
再飲酒時の対処法と予防、家庭内問題への対処などに着眼し、断酒の継続と共にストレス対処行動の獲得、家族の回復(家族教室への参加)。生活の安定化などを目指します。
自助グループへの参加
例会やミーティングに参加し自分の酒害を語ったり、人の体験を聞いたりします。自分を見つめ直すとともに同じ病気の仲間ができ断酒継続の支えとなります。